パロマ給湯器の事故について

ガス器具を正しく安全に

ガス給湯器は、ガスが燃えることで排気ガスが発生し、 また酸素不足により有害な一酸化炭素が発生するため、 使用時には十分な換気をしなければなりません。

パロマ給湯器の事故は、 この不完全燃焼による一酸化炭素中毒による死亡事故です。

ガス給湯器には必ず安全装置というのが付いています。

これは不完全燃焼を起こさないために、排気ファンが 故障などで止まってしまうとガスを遮断してバーナー が燃えるのを阻止してくれるというものです。

でも、パロマ給湯器の機種で安全装置が誤作動を起こし、 正常運転をしていてもガスが遮断されてしまうといった トラブルが相次ぎました。

そんなの関係ない

そこでパロマがとった行動は、自主回収でもなく、 無料部品交換でもありませんでした。

パロマサービスショップなどの業者に、安全装置が 働かなくなるように不正改造を指導、容認していたことが 次々と明らかになってきたんです。

安全のための装置を改造されたガス給湯器は、 もちろん安全ではありませんよね。

このようにして、当時すでに一酸化炭素中毒で死亡する という事件が何件が起こっていたそうです。

でもパロマは消費者に対する告知などは一切なし。

そのうえ、不正改造されたパロマの製品はパロマの製品 ではないから関係ないと言い張るなんとも無責任な対応。

事故を隠蔽

その結果、昭和60年から平成17年の20年の間にわたって、 パロマ瞬間小型湯沸器で一酸化炭素中毒が28件も発生。

被害者は60人といわれ、そのうち21人が死亡していました。

最後まで事故の全容を隠し続けてきたパロマ。

この事故は防ごうと思えば十分に防げたと思います。

経営者の驕りで消費者を食い物にする企業なんて、 存続していく資格などありませんよね。

会社はつねに消費者のことを考え、社会全体の発展のために 尽力してこそ存在価値があると思います。